公民権運動で最も有名な写真家、チャールズ・モーアーの1958~65年の作品をまとめた写真集。
本書では、最も運動の盛んだった、米国南部(ジョージア、テネシー、アラバマ)の様子を収めています。
▫️ POWERFUL DAYS The Civil Rights Photography of Charles Moore / 208 pages /
サウスイーストは米の中でも特殊な雰囲気があり、
KKK発祥の地とされる、テネシー州ブラスキに用事があり立ち寄った時は普通の街だという印象でしたが、
プアホワイト2人に襲われそうになったのはテネシーでした。
小さな街のダウンタウンが完全にゴースト化していたのが印象的です。
公民権運動の仲でもアイコニックな、警官から放水を受ける若い黒人のデモ隊、
テネシー州を拠点とするKKK(クークラックスクラン)、キング牧師まで。
Powerful Daysと名付けられたタイトル通り、見応えがあります。