「ニュー・カラー」という呼名の新しい写真表現の起点となった、サリー・オークレア編集の写真集。
1970年代、当時はまだカラーフィルムを用いた写真作品が少なく、表現性などの部分でモノクロームに劣ると考えられていました。その中に誕生したのが、このニュー・カラーという表現。
ニューカラーの表現をいち早く広めた、ウィリアム・エグルストンをはじめに、スティーブン・ショア、ジョエル・メイエロウィッツ、ジョエル・スターンフェルド、レン・ジェンシル、ジャン・グルーヴァー、レオ・ルビンファイン、デイヴィッド・ホックニーなどの作品を紹介しています。
左が1984年、右が81年に発売。
確かにモノクロではでない、カラーフィルムならではの表現を感じます。